当事務所のホームページをご覧いただきありがとうございます。司法書士の八木尚希と申します。大学卒業後、亀岡市内、京都市内、滋賀県内の4つの司法書士事務所で勤務し、生まれ育った地元、京都府亀岡市に事務所を構え、日々業務を行っております。
昨今、いたるところでAIが話題になっておりますが、野村総研とオックスフォード大学との共同研究により、「司法書士の業務については、10年から20年後にAIによって自動化できるであろう技術的な可能性が78%ある(平成29年9月25日付日本経済新聞)」と発表されました。
司法書士中心的な業務である登記については、法令や官公庁の通達等により登記申請書やその添付書面に記載すべき内容が書いてある場合が多く、それに従って書類を作っています。また、登記記録や住民票等の文字を映像として読み取り、絶対に間違えないよう書類を作っています。これらの作業は、我々人間よりもコンピューターが得意としますので、そのような分野は将来、AIに取って代わられるかもしれません。
しかしながら、司法書士の仕事は書類を作るだけではありません。依頼者であるお客様との面談、他士業の先生方や金融機関、不動産会社等の担当者と打ち合わせをすることからはじまります。そこで得られた情報から、法律や先例等を精査し、最善のゴールを導き出きます。表情や声の抑揚など発せられる言葉以外の部分に真に求めているものが隠されている場合もあります。こういった感情などを理解できるのはAIではなく、人間だと信じています。
そこで私は、業務を効率化できる部分は、コンピューター(AI)を最大限利用し、お客様との一期一会を大切にし、お互いが信頼できる関係を築いていきたいと思料しています。
やぎ司法書士事務所
司法書士 八木尚希