1.不動産を購入すると名義変更が必要?

 通常、不動産の売買契約を締結し売買代金の全額を支払うと、所有権という権利が売主から買主に移転します。別途、名義変更の手続をしない限り、購入した不動産の名義は売主のままとなります。そのような状態で置いておくと、二重譲渡などで登記名義を取得した者が現れた場合、不動産を手放さなければならない場合も出てくる可能性があります。そこで、不動産を購入する際は、速やかに名義変更の登記をする必要があります。

2.司法書士は自分で決めることができる?

 一般的に、不動産を購入する場合は、仲介業者や金融機関等が司法書士を紹介していただくことがありますが、基本的にお客様に司法書士の選択権があります。大切なマイホームの購入は、ご自身で選ばれた司法書士を選択されるのも一つかもしれません。